図書館戦争
ほぼ原作通りで安心。キャストもイメージ通り?ちょっと違うのもあるんだけど。ああ、榮倉奈々がもー少しだけでも上手ければなぁ。
元号は正化。「メディア良化法」により、人心に悪い影響を与える本などを取り締まるメディア良化委員会が発足。検閲にあたって実力行使で有無を言わさぬ取り締まりを行っていた。これに対抗するために作られた組織が図書隊。専守防衛を旨とし、表現の自由、読書の自由を守るために闘う集団だ。その図書隊に新たに入隊した笠原郁。彼女は高校時代、検閲図書を守ってくれた「図書隊の人」のようになりたいと憧れていた。そんな彼女を厳しく指導する教官の堂上。郁に特に辛くあたる堂上には、実は秘密があった。
今年は「有川浩」実写イヤー(笑)、このあと「県庁おもてなし課」も控えているしテレビでは「空飛ぶ広報室」もやってる。「空の中」から9年でてっぺん取ったって感じでしょーか(あーデビュー作は別だけど)。俺的には現在数少ない、出たらとりあえず買う作家の一人。中でも「図書館戦争」は表現の自由を守るという本を読む者、実際にモノを書いている者にとって非常に意味のある作品。原作を読んでる人は別冊まで含めて、実はツンデレではなくデレデレラブストーリーだってことが分かってると、「王子様」って言葉が出るたびに吹いてしまうわけで。(実際、吹きました。隣の人に笑われましたよ)
で、映画は原作をほぼ忠実に再現していて、アクションシーンも派手でまぁそれなりに見応えのある作品になっている。こーやって図書隊の戦闘を見てると確かに「箱庭戦争」とか「おままごと」とかそーいう言葉が頭に浮かぶ。そりゃそーだ、最初に礼状つきつけてそれを拒否するというところまで儀式で、1時間きっかりで戦闘が終了するってのも一部の人から見れば滑稽で遊んでるようにしか見えない。もちろんやってる方は大まじめに命かけてるんだけどね。
キャストもイメージに沿った人がほぼ充てられていて、まず笠原郁には榮倉奈々。イメージは確かにそーなんだけど、ちょっと(体格が)薄すぎ。もう少し演技が上手ければなぁ。でも薄いって点では手塚の福士蒼汰の方がもっと薄い。ありゃ男の身体じゃねーなと。堂上には岡田准一。ちっちゃいところはOK。(笑)この人は自分のかっこいいのをなんとかしたがってるんだろーなと。一番俺のイメージと違ってたのは小牧役の田中圭。もっと優男風かと。そしてイメージに一番合ってるのは柴崎役の栗山千明さま。有川浩お墨付きだそーで。司令の仁科?に石坂浩二。あれ、稲嶺司令じゃなかったっけ?死んでることになってるし、その写真には故 児玉清氏が。どーやら稲嶺司令のイメージは児玉さんだったということらしく(どこかで作者と対談もしているそーな)、それに敬意を表して故人としたらしい。ひょっとしたら企画段階では出演予定だったのかもね。合掌。
監督は佐藤信介。「GANTZ」シリーズの人。
続編作る気満々だと思うんだけど(柴崎の活躍はこれからだしさー、そもそもまだラブストーリーにさえなってないレベル)、そのためにはしっかりヒットしてくれないと。原作好きにもそれなりに納得できる映画にはなってるので、まず原作読んでる人は行きましょう。俺は久しぶりに読み返すかなぁ。この重い本持ち歩きたくないなぁ……。w
お久しぶりでございます。
図書館戦争はアニメのTVシリーズのみしか観ていませんが、当時はとても楽しく拝見していました。実写化って事で楽しみにしてはいたのですが、どうも榮倉さんが好きではなくて…(^_^;)
柴崎嬢の栗山千明ちゃんはありかな。GOGO夕張♪
芦名星ちゃんはちょっと雰囲気が違うかもですし。と言うかワタクシTVシリーズの声をあてていた沢城みゆき様の大ファンなので誰がやっても違和感あるかなとは思うんですけどね(^^ゞ
Ran
28 4月 13 at 16:06:26 edit_comment_link(__('Edit', 'sandbox'), ' ', ''); ?>
どーもですー。
俺はTV版はてきとーに見てるんですよねー。やはり本読みな人は原作至上主義だったりするから……。(笑)
ei
28 4月 13 at 16:48:39 edit_comment_link(__('Edit', 'sandbox'), ' ', ''); ?>