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Runnin' Wild

バットマン・ビギンズとimm 3D sound

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原題:”Batman Bigins

日本公開を目前に控えて復習上映中のビギンズ。実は俺、映画館では観逃していて今回が初めて(DVDでは見た)。しかもその環境にimmサウンドシアターってのはまた格別なものがあり。やっぱり3D映像より音だよ、音。

ストーリーは割愛。(笑)ま、ブルース・ウェインが恐怖と復讐心を克服し、バットマンとして父の守ろうとした街ゴッサムの正義を蘇らせようとする話。

このシリーズには常に対になるものが存在するようだ。この映画ではブルース自身の「復讐心」と「正義」。「ダークナイト」では「究極の悪」と「すべてを犠牲にしても貫きたい正義」。それはまた昼行灯で正体を隠す男と、マスクを付け正義のために戦う男というバットマンの本質にも似ている。シリーズラストでどうなるのか、期待はどんどん高まっていく。(実は今回、可能な限り最新作の情報はシャットアウトしていて、映画館でも映像は見ない、ポスターも可能な限り見ないよーにしてたり。)あー、あと6日だ。

そして今回の再上映はシネマサンシャイン平和島まで行って、最新で現在日本唯一の音響システム「imm 3D soundシアター」で観ている(「ダークナイト」もここで観る)。immはimmersive、「没入型の、夢中にさせる」という単語の略。23.1ch、49台のスピーカーをフロント、天井、サラウンド上下といった位置に立体配置してある。しかもこれまでの5.1ch、7.1chの映画もimmサウンド用にアップミックスが可能だという。
映画が始まる前にデモがあり、フロント1つのスピーカーの時代から順に、immサウンドまでどのように音が変わって来たかを辿る。これがまーよくできた解説。しかもimmサウンドでは嵐の中の音や虫が飛び回る音まで、ああ、これが3Dサウンドなんだなーってのが正に体感できる。3D映画は観にくいし嫌いだが、音が良くなるってのはいいね。つーかこのシステムで「インセプション」観たいね!

で、この音響設備は映画にも確かに十分活かされている。2時間20分でしかもすでに2回は見ているビギンズに、ズズっと没入できるのだ。帰り際、他のお客さんの中には「音に疲れた」という声も。いつも以上の臨場感溢れる音場は、人を疲れさせるにも十分な威力がある。(ま、心地よい疲れだけど) スクリーンも1.4倍の大きさ、1.8倍の明るさと見やすく、シートもレザーシート。プレミア料金はつく(今回の特別上映は1000円ぽっきり)ものの、ここで映画が観れるのは幸せかもしれない。つーか「プロメテウス」本上映時にはここに観に来ようかな。(笑)明るいスクリーンなら3D上映でも観やすいかもしれない。

てなわけで映画の内容の話よりもimm sound シアターの話になってしまった。映画はまー、いいんだよ、うん。火曜の「ダークナイト」、考えただけでゾクゾクする。w

Written by ei

7月 22nd, 2012 at 10:44 pm

Posted in Movies,Roadshow

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