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Runnin' Wild

タムロン B008 18-270mm F/3.5-6.3

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タムロン 18-270mmF3.5-6.3 Di2 VC PZD ニコン用 B008N
タムロン (2010-12-20)
売り上げランキング: 3907

そーいえば2月中に借りていたこのレンズ、評価をしようと思っていて忙しさにすっかり忘れてしまい、気が付くともう4月が。す、すいませんすいません。
ということで初タムロンレンズになるB008 18-270mm F/3.5-6.3、CP+にも持って行ったりしていろいろ試してみた。
※それぞれクリックで拡大

※このレビューで使用されている商品は「みんぽす」が無償で貸与しています。(詳細は末尾で)

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まずなんといってもこのレンズの特徴はもうその数字を見れば分かる通り、18mmの広角側から270mmの望遠側までを一本で使えるということに尽きる。上のこの写真が同じ位置から、一本のレンズで写されたものなのだから驚きますわな。レンズ一本でここまでの画角をカバーできると、これ一本あればどこにでも行けるということになる。そう、実はお散歩カメラに最適なのだ。

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例えば街歩きのとき、風景写真はできるだけ大きな画で撮りたい。でも時たま現れるふぉとじぇにっくな子たち(笑)のために望遠側が欲しいと思う。レンズを換えてたんじゃ間に合わないし、かといって広角側では近づかないで撮れるわけもなく、警戒心の強いあいつらの写真は撮りにくくなってしまう。
そんな簡単な悩みに答えをくれるのがこのレンズのいいところ。あるときは広角で街を撮り、あるときは望遠であいつらを追いかける。 一本でここまでの画角をカバーしてくれるのはなかなかない。しかもズームを使わなければ案外コンパクトにまとまるので(その分突き出したときのインパクトもでかいがw)、可能な限りレンズを減らしたいお散歩カメラに最適なのだ。

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気になる画質の方もこのズームが使えるなら許容範囲なレベル。f値を上げればかなりカリカリな画(スカイツリーはf8とかで撮影)が撮れるし、この写真のようにある程度トリミングしたり画面で見る分にはたぶん問題ないだろう(ズーム撮影、トリミングして実寸)。

問題はやはり露出の出方が微妙に違ってた(個体差かも)ことと、持ち歩いてるとレンズが勝手にびよーんと伸びること。(笑)
露出は、同じ位置から同じ写真を撮っても違う露出になることがあり、これまでのレンズと違って思った光量が得られないことがあった。もちろん慣れとか癖もあると思うがちょっと気になるところ。
レンズが勝手に伸びるのは、ロック機能があるので持って歩いてる間はこのロックをかけておけば問題ないだろう。
あ、あともうひとつ、手ブレ補正機構のVCを効かせて撮影すると一瞬被写体画像がズレる。これは結構気になった。そりゃ手ブレ補正ってそんなもんだと言われればそれまでなのかもしれないが、ファインダー越しに被写体がじわっとズレるのはあまり気持ちのいいものではない。これも慣れなのかなぁ……。

とまぁ気になったことをいくつか書いてみたが、とりあえず旅行に1本だけ!と言われたらこれはかなりオススメできる。普通なら2本くらいのレンズで実現する画角を一本で納められるのだから、予算的にも優しいしコンパクトさ、軽さも良い。女性が持って歩いても重くないというのは結構ポイントかもしれない。

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Written by ei

3月 30th, 2011 at 1:37 am

Posted in Camera

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