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Runnin' Wild

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN

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公式サイト

怪獣映画として観れば80点、「進撃の巨人」として観れば-50点。つまり進撃ではない何か。

100年以上前、人類は突如現れた巨人に襲われ、その多くが喰われた。人類は巨人から逃れるため50m以上ある巨大な壁を築き、その中に逃げ込んだ。それから100年の間、巨人が現れることはなかった。壁の中に暮らすエレンは外の世界を夢見ていたが、そこに壁を壊すことができる超大型巨人が出現。人類は最初の壁を突破されてしまう。2年後、人類は巨人を調べ、倒すために調査団を結成。奪われた土地を取り戻すために、外壁の修復を計画する。

「進撃の巨人」という漫画の映画化として観ると、ハンジの奇特さとサシャの「イモ」しか心に残らない。(笑)漫画に登場するキャラが好きな人たちにとって、この映画は観てはいけない映画になるかもしれない。特にリヴァイの代わりに出てくるシキシマの気持ち悪さはもーなんなのこの人的な。そんなにデカくないぞとか。

でもその部分ーキャラクター同士の関係性を全部捨て去って、「樋口監督なんだから怪獣映画」と思って観ればそれなりに見れるものになってたりする。少なくとも巨人たちの気持ち悪さとか無慈悲な食事シーンなんかはそれなりに良く撮れてて怖い。立体機動はこーいう形にしかならないかなと思うけど、もうちょっと頑張って欲しかった。軍艦島も、そこで撮る必要があったのかどうか疑問。

てことでエレンは三浦春馬、ミカサは水原希子、アルミンに本郷奏多。ミカサはとっても違和感。映画の中でもほぼイモしか頭にないサシャは桜庭ななみ、一番役にはまり込んでるっぽいハンジに石原さとみ。そしてとことん気持ち悪いシキシマに長谷川博己。
監督はこれが終わるとゴジラが控えてる樋口真嗣。ああ、これを観るとゴジラは期待できるかもなぁ。

一応後半があるのでそこまで観てから最終的な結論は出そうと思うけど、少なくともこの映画は漫画の進撃とは違う。でも原作者が「漫画とは違うものにしてくれ」と言ったそうだから、まぁそれはそれでありなのかも知れず。ゴジラ楽しみだなぁ(違

Written by ei

8月 1st, 2015 at 11:18 pm

Posted in Movies,Roadshow

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