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Runnin' Wild

ゼロ・グラビティ

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原題:”Gravity

原題と邦題でまったく逆の意味ってのもある意味斬新。w 宇宙体感映画なのでより良い映画館での鑑賞がオススメ。

ハッブル宇宙望遠鏡のバージョンアップのため、スペースシャトルで船外作業をしていたクルーたちは、ソ連が行ったスパイ衛星の爆破によって発生した大量の破片に巻き込まれて遭難。スペシャリストのライアンは1人宇宙空間に放り出されてしまう。パイロットのマットに助けられたものの、すでにシャトルは大破し乗組員も全滅。2人は地球に戻るためISSに向かう。

最初に聞いたとき、ジョン・W・キャンベル Jr.の「月は地獄だ」(とっくに絶版……と思ったら電子書籍であちこち出てきてますな。50年以上前のSF小説の傑作です)みたいな話かなーと思ってたんだけど、あそこまでのドラマではなく時間にして3〜4時間程度の事故を生き抜くドキュメンタリータッチの映画だった。まず感じるのは無重力状態と宇宙の深淵の怖さ、息が出来ない息苦しさ。宇宙空間に放り出されたらまず助からないというのを3D映像を含めて体感できる。

ただもったいないなと思うのはもっと3Dでいいだろという点。観た映画館の問題かもしれないけど、映像にそこまでの奥行きを感じられなかった。ひょっとしたらIMAXシアターとか良いところで観るともっといいのかもしれないけど、そーいう意味では残念。聞くと、今回は3Dカメラを一切使ってないそーで。というか記事を読むと3Dカメラが使えなかったことが理由という気もするので、まぁそこはキャメロンなら作っちゃうよねーとか思ったり。3D酔いとかそーいうのを出さないためにもおとなしめな表現に抑えたということでもあるのか。アトラクション映画とは違うという……。

主演はサンドラ・ブロック、そしてジョージ・クルーニー。2人しか出てこないのは映像に金がかかりすぎたからなんて話を聞いたけど、まぁ確かに金はかかってるだろーなと。管制室からの声がエド・ハリスなのは「アポロ13」繋がりなのかしら。
監督はアルフォンソ・キュアロン。

タイトル的な話に戻せば、「ゼロ・グラビティ」の方がいいタイトルかもなーなんて思ったり。無重力を体感しに行こう。

Written by ei

12月 17th, 2013 at 11:39 am

Posted in Movies,Roadshow

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2 Responses to 'ゼロ・グラビティ'

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  1. iMax 3Dで観ましたが3D感は良かったですよ。3D技術も
    ずいぶん進化したと感じました。

    mitche55

    18 12月 13 at 0:59:02

  2. やっぱりiMaxシアターで観るべきでしたかねー。

    Eiji Ishii

    20 12月 13 at 13:41:24

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