96時間/リベンジ
原題：”Taken 2“
オヤジ、相変わらず超絶つえー。さすがジェダイを修めた人はち……（違います）。
元CIA工作員で今はセキュリティエージェントをしているブライアン。前作で人身売買組織に攫われた最愛の娘は、ようやく事件の記憶も薄れて幸せな日々を送っていた。そんな中、別れた妻が再婚相手と不仲になり、イスタンブールで仕事の予定があったブライアンは二人をイスタンブールに誘う。しかし合流した彼らを待ち受けていたのは、ブライアンに皆殺しにされた組織の近親者による襲撃だった。
前作はどーやらDVDで見たようで（ブログに記録が残ってない）、ただただいつもは大人しそうなリーアム・ニーソンが激強なのを見て口があんぐりしてたよーな気がする。今作でもその強さは変わらず、しかも連行された自分の居場所を確定するために娘と協力するシーンなどはなかなか面白い。
主義とかそーいうの関係ない、人身売買組織からの復讐で命を狙われてしまうなんて世界があるのかねというか、おめーら死んで当たり前だと思うのはそういう世界の外にいるからこそ言えることなのかもしれないなとか。自分の命は自分で守れ、守れないヤツは死ねというのが世界では当たり前のルール……なのかなぁ。
ま、いずれにしろ組織の奴らに同情する意味は、はっきりいって全くない。アメリカの正義は一部では一方的な正義だけど、この場合は正しいと言っていい。
主演は前作に引き続きリーアム・ニーソン。強い、賢い、止められない。こりゃある意味、他のアクションヒーローより手強いですな。娘のキム、奥さんのレノーアも引き続きマギー・グレイスとファムケ・ヤンセン。
監督はオリヴィエ・メガトン。 「トランスポーター３」の監督さんだそーです。
前作を見てなくてもまぁ別に大丈夫。ｗ ルーパーと違ってアタマ使わずに観れるアクション映画です。