ブラックスワン

原題:”Black Swan“
ナタリー・ポートマンがこの映画に入れ込む理由もよく分かる。主人公は正に彼女自身だから。
踊りの正確さには定評があるのにいまひとつ垢抜けないために、プリマの座を得られずにいたニナ。所属していたバレー団のトップが引退し、新たな振り付けで「白鳥の湖」をやることにり、ニナはその主役に選ばれる。期待とそれ以上に大きな不安。「不感症の踊り」と言われ、精神的にも追い詰められていくニナ。今にも壊れてしまいそうな状況の中、彼女は初日の舞台に立つ……。
「レオン」で一気にスターダムにのし上がり、「スターウォーズ」シリーズでもヒロインを演じ、ハリウッドスターとしては十分に有名な彼女の悩みは、これだけ有名でありながら代表作と呼べるものがないことだっただろう。レオンは1994年。17年も前の、しかもまだ子供の頃の映画を代表作と言われることに苦しんできたはずだ。そんな彼女にとって、この映画は正に胸を張って代表作と言える一本だ。そしてそれはおそらく、主人公自身に自分を投影しているからでもある。
主人公ニナは踊りは良いが色気がない、つまり華がないと言われてきた。彼女の場合は、華はあるがいつも「お姫様」でしかなかった。その彼女に回ってきたこの映画の主役は、正に彼女が飛躍しきれないジレンマと同じ悩みを抱えている。この映画をモノにできたら私は翔べる……そう彼女は思ったかもしれない。厳しいバレーの特訓にも耐え(映画の撮影が延びたとき、「私はバレリーナと同じ生活をまた続けなければいけないの?」と悪態をついたそうな)、ようやく完成した映画は、正に彼女の一人舞台だ。
そして彼女はこの映画でオスカーを獲り、知り合った振り付け師と結婚し、妊娠。今は幸せな妊婦で、きっと幸せな母になる。与えられた舞台をしっかりと演じきった彼女は名実共にハリウッドスターになったというわけだ。映画の方がそんな幸せな結末を迎えるかどうか……は観てのお楽しみということにしておこう。
系統としてはサイコスリラーになるのだろうか。かなりショッキングなシーンもあるし、痛そう。特に舞台のシーンは……。いやぁ、力入りましたよ、怖くて。怖い映画が苦手な人には結構辛いかもしれず。
ということで主演はナタリー・ポートマン。ま、他はいてもいなくても変わらないな。ホントに彼女の一人舞台。とりあえずヴァンサン・カッセル、ミラ・キュニス、そしてウィノナ・ライダー。
監督はダーレン・アロノフスキー。「レスラー」の人なんですね。
実は最初に思ったのは、この間のラサール石井氏の発言を聞いて激怒した人たちが観てどう思うだろうなぁということだったり。(笑)まぁそのへんは観て確かめて。とにかくナタリー・ポートマンが凄いです。
ナタリー・ポートマン大好きです!w
マチルダ最高でしたものね。
若くして最高の役に出逢ってしまったがために葛藤があったのですね。
YouTubeでtrailerを観ましたが、そうとう鬼気迫るものがありました。
痛そうだったし(笑)
怖いのや痛いのは苦手ですが、私も観に行きますよ!^_^
Metal
12 5月 11 at 0:25:00 edit_comment_link(__('Edit', 'sandbox'), ' ', ''); ?>
俺はあまり「レオン」の印象がないんですよ。
どちらかというとやはり姫様という感じで。そーいう意味で、今回は非常に入魂の演技です。怖い、でもオススメという。w
ei
15 5月 11 at 0:40:30 edit_comment_link(__('Edit', 'sandbox'), ' ', ''); ?>