アイアンマン2
原題:”Iron Man 2“
お約束通りの展開&次はアレですね、なワクワク感。そうそう、エンドロールは最後まで観ましょうね、ただ予備知識がない(アメリカ人は分かるんだろうなぁ)人には意味不明なextendですが。
前回の大活躍で自分がアイアンマンだと明かしたトニー・スターク。しかしトニーの胸のアーク・リアクターは彼を生かし続けると同時に蝕んでいた。そのことを隠しながら、徐々に暴走していくトニー。一方、アメリカはアイアンマンそのものが脅威であると感じ、トニーからアーマーを取り上げようとしていた。
そしてモナコのカーレースに出場したトニーの前に立ちはだかった、トニーと同じアーク・リアクターを装備した男、アイヴァン・ヴァンコ。捕まった彼を警察から逃がしたのは、トニーのライバルと勝手に思っているアメリカの武器商人、ハマーだった。彼はヴァンコに自社のパワードスーツを改良することを依頼するが……。
シリーズ第二作目は必ず「ヒーローの苦悩」が描かれたりするわけで、トニー・スタークの場合は毒素に犯されていくという死との戦いの中ですさんでいってしまうという形。それでも逆境をはねのけるところがヒーローなわけで、まぁこの人の場合はマッド・サイエンティストが入ってるからさらに面白かったりするんだけど。で、まぁいつものような大活躍で大団円、なわけですが。
前回パート1のときにも解説したように、このアイアンマンシリーズはマーベル社の「野望」、アヴェンジャーズシリーズへと繋がっていくわけです。すでにその布石は「インクレディブル・ハルク」で打たれていて(ハルクのラストシーンにはトニー・スタークが登場してる)、前作のラストにもサミュエル・L・ジャクソンが登場して「S.H.I.L.D.」の話をしていたりする。
今作にもその一部は出てきてて、スカーレット・ヨハンソン扮するナターシャもその一員。さらにさらにエンドロールで出てくるアレもアレなわけで、最終的に予定されている「The Avengers」は2012年公開予定。ここでマーヴェル4大ヒーローが勢揃いすると。
で、探してみるとありました。”Captain America:The First Avenger“、そしてともに2011年公開の”Thor“。 すでにキャストも監督も決まってるし、撮影は開始されてるよね、来年公開だし。とにかくこれで揃い踏み。いやはや楽しみですな。(って壮大にネタバレしてしまった)
さて今作、キャストは前作と変わらず、トニー・スタークにロバート・ダウニー.Jr、ドン・チードル、グウィネス・パルトロー、サミュエル・L・ジャクソン。そして新キャラクターとしてはスカーレット・ヨハンソンにミッキー・ローク。
監督はジョン・ファヴロー。ってこの人、トニーの秘書ハッピー役の人なのね!どーりで殴り合うシーンが長か(ry
噂によるとサミュエル・L・ジャクソンの契約は9作分。アイアンマンシリーズが3作、キャプテン・アメリカとソーを合わせても5作、ということは残りアヴェンジャーズシリーズは4作はあるってことか?うーん、まだまだお楽しみは続く。