植物図鑑 有川浩
角川書店(角川グループパブリッシング)
売り上げランキング: 180
楽しい気持ちに
植物図鑑
日常のささやかな幸せ
雑草食男子とのレンアイ
オススメ♪
気が付いたら出てた。(笑)相変わらず筆が早い。
初期の、SFな頃に比べるとジャンルが変わってきつつある気がする有川浩。まぁ書きたいものを書いているんだろうし、俺も作者のファンになると続けて読む方なので気にせず読んでたりするわけで、今回のお話もラブコメのよう。amazonの評価も高いし、問題ないだろうと思われるので注文。
今、篠田節子の「仮想儀礼」を読んでいる(面白い。自分のことと重なる部分が結構あったり)ので、それが終わってから読み始めようっと。……どーせこの人の本は一気読みだ。w
【追記】
どちらも読了。
新潮社
売り上げランキング: 8767
何度も楽しめます。
仮想化された社会における現実的破綻
類稀れな筆力、素直に感動。読後感もよし。
新興宗教ビジネスはちょろいのか?
虚業のリアル
新潮社
売り上げランキング: 7107
信仰とは?
どこまで続く…
篠田節子に称賛
「宗教」の真相へ
ページを捲る手が止まらない!
「仮想儀礼」は後半ホラーとも言えそうな展開で、やっぱり宗教は怖いというのを実感。自分が一番苦しかった時期を思い出し、あのときこんな風に宗教で商売をしていたらどーなっていただろうなぁなんてことを考えた。
宗教が商売になるというのは実際そーだと思うし、宗教なんてのは鰯の頭なのでなんでもいいわけで。その信じるものを提供できれば、それは商売に成りうるわけだ。ただそれをもてあそんだツケをどう払うか。商売として考えたときの引きどころを考えないといけないなぁと。
「植物図鑑」は軽くてあまーーーーーーーーーーーーーい恋愛小説で、「今日なに食べた?」みたいな作り。くすぐったくなるような恋愛は、それはそれで見ていてほほえましい。けど、そろそろSFが読みたいなぁ。