96時間/レクイエム
原題:”Taken 3”
このサクサクしたシリーズの作り方は……と思ったらやっぱりリュック・ベッソンだったのね。シリーズ通して見てるのに気が付かなかった。
パリ、イスタンブールと2つの場所で家族の命を救ったブライアンと、元妻レノーアとの距離は縮まりつつあった。すでに離婚してブライアンともう一度やり直す決意を固めたレノーアだったが、ある日ブライアンが言えに戻るとそこには彼女の無残な姿が……しかも帰宅と同時に警察がやってきて、状況を把握する時間もなく逃亡することになる。元仲間たちと連携を取りながら、犯人を捜し出そうとするブライアンの3度目の闘いが始まる。
相変わらず激強なオヤジによるアクション活劇はこれで終わり?まー続編を作る余地はあるものの、レノーアがいないシリーズはむなしいかもしれず。もしあるとすれば最愛の娘を護るために闘うグランパな話になるのかしらね。
シリーズの作り方がベッソンぽいなぁと思ってたらやっぱりベッソンで(笑)、そーいやそもそも監督は「トランスポーター3」を撮ったオリヴィエ・メガトン。なるほど。売れるテーマは積極的に売る人だなぁと改めて関心。いったい1年で何本製作とかに関わってるんだろう(この映画では脚本も)。
てことで主演はリーアム・ニーソン。さすがにジェダイマスターはちが(前にも言った!)。1952年生まれってことはもう還暦超えてますよ。強いですねー(演出です)。元妻 レノーアと愛娘 キムには引き続きファムケ・ヤンセンとマギー・グレイス。ファムケはあまり変わらないのに、マギーは一気に老けた気がする(失礼w)。まー31歳、大学生役はちと辛いですな(つーかファムケ・ヤンセン50歳?見えねー)。そして今作で登場したロス市警の刑事役にフォレスト・ウィテカー。4ができるとしたら彼が重要な役割を持つんだと思うんだけど、あちらでは作品内容を叩かれてるみたいだしどーなることやら。
監督は前作に引き続きオリヴィエ・メガトン。
まぁこのシリーズは安心して楽しめるアクション映画。外れってことはありません。