アウェイク
原題：”Awake“
あれ、原題違ったよーな気がしたんだが。つーか観たのに書き忘れてましたよ俺、あー。(- -;)
若くして巨大企業の社長になったクレイ。しかし彼は心臓疾患を抱えており、心臓移植手術の順番を待つ身でもあった。フィアンセで母の秘書、サムとの結婚も母に言い出せない自分に焦りを感じるクレイ。結局母の反対を押し切り、結婚を決めたと同時に適合する心臓が見つかったと病院から連絡が入る。主治医は彼を最初の心臓発作から救った親友、ジャック。あとは手術台に乗り、気が付いたら新妻と幸せな生活の第一歩を踏み出すはずだったのに、麻酔が効かず意識があるままの状態で手術が始まってしまう……。
2007年の映画なのに今年まで公開されなかったのは、リーマンショックの影響なのか、単純に地味な映画だからお蔵入りしてただけなのかはわからないけど、まぁまずは痛そうな映画だ。（笑）身体が動かない以外は痛覚もある状態で手術とか、ましてや心臓移植だなんて、ふつーは体力的にも精神的に耐えられないよなーと。アネセシア・アウェアネス（術中覚醒）と呼ばれるこの状態はごくまれに存在するらしい。いやぁ、俺なら発狂するね。
で、映画はこのアネセシア・アウェアネスになった主人公が、手術中にあれこれを目撃して真実を知っていくというお話。なので別にそれがテーマではなくあくまでも小道具で、人間怖いねって話になる。まぁいつの世も怖いのは人間か。しかしあらゆる人に裏切られていく感じはなんともやーな感じ。彼はきっと生き残っても、冷酷非道な男になるだろーなと。
主演はヘイデン・クリステンセン。「ジャンパー」以来久しぶりに見たなーと思ったけど実はこの映画の方がジャンパーより前。フィアンセ サムにはいつも美しいジェシカ・アルバ。しかも4年も前の映画とあってさらに美しい。ｗ まだ一人目が生まれたかその直前てところでしょうか。他にはテレンス・ハワード。
監督はジョビー・ハロルド。現在のところこれが唯一の監督作品。
「痛み」がどれくらいのものか想像してみるときっとすげー怖いんだと思う。まーお蔵入りだったとしてもこの内容なら理解できる内容ですかね。