若旦那の独り言wp

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戸田恵梨香はなんであんなに脚長いの同じ人族なの指も長いのサムアップが違うモノに見えるの……ってそーいう映画じゃないんだけどさ。（笑）あれは反則だなと。

阪急今津線。8駅、15分という短い区間の路線で起こる様々な人間模様。ある者は婚約までしていた男を寝取られたカップルの結婚式に純白のドレスで参加した帰り道、またある者は暴力的な彼氏となんとか付き合っていこうと頑張っているところ。4歳年上の真面目なカレと付き合う女子高生、大学生活で浮いてしまってなかなか馴染めない男と女。わずか15分の路線の中に、乗っている人の数だけ人生がある。すれ違うだけのその人生が、ちょっとだけ交差したら。この映画はそんな、毎日同じような生活の中で起こる、ちょっとした物語。

「空の中」からずっと有川浩を読んできている俺としては、やっぱり観に行かないわけにはいかない映画で、内容はどーあれとうとう映画になったことを喜ぼうと。でも映画はそれなりに巧くまとめてあって、これはこれでありかなと。ホントはあの電車の中のシーンが15分でまとめられたら最高なんだろうけど、さすがに人間関係を築くのにそれは無理か（でも検討したに違いない）。

小説そのものはこの15分×2をさらっと、ほんとにさらっとまとめてあったと記憶していて（なので本そのものは1時間足らずで読める）、映画はそれよりは少し濃い色になっていたよーな、この話あったっけ？ってのもあったよーな。でもそれはそれで映画らしいカラーになっていたかもと。

主演というかクレジットのトップは中谷美紀。最近テレビで見て結構変な人なんだなと。（笑）次に戸田恵梨香。脚しか覚えてないぞ。（マテ　なんなんでしょうね、あの各関節の長さ。そして宮本信子。もういいおばあちゃんになっちゃったなぁ。他に南果步、谷村美月、芦田愛菜、玉川鉄二。そして今回一番かーいかった（笑）のは有村架純。ん、この子はいいぞ。（マテ　若い頃の長澤まさみに似てるかも。

監督は三宅喜重。基本、TVドラマな人ですね。今やってる「グッドライフ」とかもそーらしい。

しかし有川浩、もう名実共に売れっ子作家になってしまいましたなぁ。他のもきっと映画化のオファーとかきてるんだろーなーとか思いつつ、やっぱり俺は「空の中」が一番好きなのでアレにして欲しいなと思う訳だが。まーそこは楽しみに待ってみよう。