イヤフォン聴き比べが面白い
いやぁ、ホントに、あらためて面白い。(・∀・)
昨日やってきたSHUREのSE102、まだ聴き始めだからか、どーも音が痩せてる気が。こんなんじゃなかったよなーと思って、E2cを引っ張り出して聴いてみたら、これが全然違ってた。(笑)解像度は高いんだけど音圧がない。こ、これはエイジングの効果なのかと(E2cはずーっと現役で使ってきたのに対してSE102はまだ数時間)SE102にピンクノイズを当て始めたのだけど、ふと他のイヤフォンはどーなの?と。
で、引っ張り出してきました。ここ数年で買った&モニターテストした&もらったwの、全部で7本。……まぁ、よくもこれだけ……。( ꒪⌓꒪) さぁ、聴き比べてみようではないか!楽曲は俺が良く聴く系統の曲をということで、Journeyの”ESCAPE”とかドリ。w
まずは有る中ではもっとも古いSHURE E2c(お取り扱いできません)。やっぱりよく聴いたものだけに耳に合う。E2cは低音域がという人が多いけど、うちのはそこも良く出てる。シンセもギターも良く鳴って、ボーカルも前に出てる。今も他のイヤホンに負けない、これは実にアタリなイヤホンだなぁと思う。
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続けて初期評価時にその価格にもかかわらず高評価だったSHE3680。改めて聴いてみてもやっぱりこの音質は良い。音の粒という点ではやはり高価格のものに負ける気はするが、全域に渡ってバランスよく鳴る。高音がちょっとキンとする傾向はあるけど、1500円のイヤホンがこの音だったら十分過ぎるレベル。ちなみに上に紹介しているのはこれのケースがついてない/98シリーズで、980円。色もこっちの方が豊富だし、ケースがいらないならこれで十分。カラー展開してるので複数買って気分で変えるとかアリかも。
うちではすでに現役引退状態なApple In-ear。理由はコントローラーの調子が悪いから。バランスドアーマチュア2基なのに価格が安いのが特徴で、確かに音の解像度は高い。でも聴き比べると「綺麗な音」ではあるけど「響く音」ではない、というイメージ。悪く言えば軽い。
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うちにあるもうひとつのバランスドアーマチュアドライバ搭載のSHE9850。解像度の高さと音のバランスがよくマッチしている、やっぱりピリリと光る一品。解像度は良く、実はApple In-earよりもよく響く。低音も割と出る。高音もちょっときらびやかなところがあるが、やはりダイナミック型の鳴り方とは明らかに違う。ここはさすがというべきか。
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某AUGM東京で全員プレゼントでもらったのにレビューしていなかった(すいません、すいません)のがSENNHEISERのMM50iP。iPhoneをコントロールできるマイクもついたこのイヤホン、実は結構いい。全域で良く鳴るし、特に低音域がよく響いてロックには向いてる気がする。(楽曲によるかも??)ボリュームコントロールがついてないのが残念。
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同じくiPhoneをコントロールできるのが特徴のSHE9755。すでにAmazonからはなくなっているよーだ(リンク先から買わないよ〜に。販売当時は3000円くらいでした)が、やはりこの着け心地の良さは別格。耳に入れた瞬間に「ぬちょ」っとする。(爆)MM50iPと比べてしまうと解像度や音はそーでもないんだけど、全体的にはバランス良くよくまとまってる感がある。
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形は同じなんだけど音質重視タイプなSHE9800。確かに音質は9755に比べるといい。MM50と並ぶくらいか。全域平均的に鳴る。そーだ、初回評価時にも平均点狙いすぎて面白味がない、と書いてしまったんだった。w その評価はここに来てもあまり変わらないかも。いや、よく鳴るんだよ。解像度は3680より高いし、低音も出てるし。でもなぁ、平均点なんだよね。
こうして聴いてみると、とにかく音が全部違うことに改めて気付き、面白いなぁと思う。で、フィリップスのイヤホンはそれもバランス感を大事にしてるんだなぁと。特にポン!と秀でたところがあるわけではないんだけど、全体的なバランスでは良くまとまっているものが多い。あとは俺の耳に合う。(笑)そしてE2cが未だにこれらと「張れる」ってのは驚き。なんなんだこいつ。
そして果たしてSE102はこれら強豪を打ち破れるだけの音に成長するんだろうか……。エイジングに期待したいですな。乞うご期待。