Google Pixel 9aがやってきた！ カメラ撮り比べ編
鮮やかなんですよ、全体的に。
さてiPhone 16 Proと9aを持って写真を撮ってきた。いつものようにトリミング以外は撮って出し。
機能としてはiPhoneの単純倍率が0.5、1、2、5なのに対して9aが0.5、1、2。これはレンズ数の差があるんだから仕方ない。撮影モードはほぼ同じ。9aには選択できる夜景モード（iPhoneのそれは独立してない）、長時間露光（iPhoneでも動画を加工すればできたはず）、一緒に写るモードがある。ま、レンズが違うという以外にはあまり差はないと言っていいだろう。
では画質比べ。トップ画像は左がiPhone、右が9a。ちょっとくすんでるように見える16 Proだけど、ちゃんと薄ーい雲が写ってたりとかして細かいのは16 Proか。9aは鮮やかに「加工」しているようにも見える。
ポートレートモードで桜の写真。こっちも9aの方が明るくて綺麗な写真に見える。というかiPhoneのポートレートモードはいつもちょっとやりすぎ感がありますな、輪郭がボケすぎる。実はフツーに撮った方が背景ぼかしは綺麗に撮れたりする。9a、自然なボケ味に見える。
隅田川。上が16 Pro、下が9a。水面の感じが細かいのはiPhoneですかね。全体的に鮮やかに、青く写ってる気がする。やっぱり少し誇張してるかな？
それを実感するのはこの写真。これ、旗の色味はほぼ変わらないのに、空の青さは9aが青い。実は空を空と認識して、青みを増してるということはないだろうか。ちょっと不思議な感じがするなぁ。
ただかつてのように大きく画質が劣ってるということはなくなってきて、それが9aという廉価版で実現できてるというのは大したもんだ（価格差は倍ですからね）。別にメイン機として使っても全然差し支えないように思う。
Felicaも使えるし顔認証も指紋認証もある、足りないのはAirDropぐらい。スマホのキモはカメラ、というのであれば（実際、iPhoneで毎年進化するのはカメラが大半）、iPhone高い！って思ってる人はもう9aに乗り換えてしまってもいいんじゃないかなー、と思えるくらいの画質にはなってるかもしれない。
AirDropねぇ……なんか代替になるもの、ないですかね？（その方法を考えるのが次の回か）