若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

のんちゃんのり弁

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公式サイト

小西真奈美さまっ!(以下略)(マテ

ダメ亭主に愛想を尽かした小巻は離婚届に印を押し、娘と一緒に実家に出戻ってきた。新たな人生を歩むぞ!と仕事を探し始めるが、現実は厳しい。「手に職」のない小巻は途方に暮れる。そんなとき、娘のために作ったお弁当が幼稚園で大人気に。小巻は弁当屋を営むことを決心し、近くの小料理屋「ととや」の主人に弟子入りを懇願する。果たして小巻はお弁当屋さんを開くことができるのか?

いろんな意味で自分にとって痛いことがいろいろある映画で、それは登場人物のそれぞれに「自分の弱さ」が見えてしまうこと。そーいう意味でこの映画はスーパーマンや特殊能力を持った人でなく、等身大な人たちの日々を描いていて、いろいろな立場の人にとって思い当たるところがたくさんあるはず。そして自分の至らない部分を見つめ直して、もう一回頑張らなきゃって思えたら成功。「俺はダメだ……」と落ちてしまったら失敗。しかし、誰だって仕事しながら泣いて、辛さに胸締め付けられて、それでも踏ん張って生きてくんだ!っていうことが感じられるということでもなかなかいい映画だと思う。それは主演が誰かということは置いておいて、だな。
#もちろん主演が小西真奈美さまだから数倍……(笑)

そしてこの映画の風景が、もうほんとに近所。(笑)路地ひとつまで記憶にある場所なわけで、そーいう意味でも自分に身近だということもあるかも。 京島の小さな路地、橘商店街、第二東京タワー建築現場、亀戸駅前と、もう見たことある風景ばかり。ああ、なんで撮影中にばったり行き当たらなかったんだ!(号泣と後悔)

主演は小西真奈美さま。もう何も説明などいりませんな。猫パンチは笑っていいやらなにやら。(笑)他には岡田義徳、山口紗弥加、岸部入一徳、倍賞美津子。のんちゃん役の佐々木りおはとても素直でいい子でした。
監督は緒方明。助監督の長い人なんですねぇ。

いつもよりポスターが大きい気がするのは気のせいだ。(嘘)とりあえず、「出てればいいのさ」って言わなくていいくらいのしみじみする映画には仕上がってます。

Written by ei

10月 4th, 2009 at 1:04 pm

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