ワイルド・スピード SKY MISSION
原題:”Furious Seven”(2015)
ポール・ウォーカーを失った悲しさで、公開当時に観てからずっと見ることができなかった今作。続編を前にして復習すると、もうほぼヴィン・ディーゼルの映画になってた。……まぁ撮影半ばでいなくなっちゃったんだから仕方ないってのもあるんだけどさ。
ストーリーは割愛。こちらも公開時のレビューをどうぞ。
公開当時の感傷的な気持ちから抜け出して見ると、すでにドムとブライアンの物語じゃなくなってるのかなぁという感じが。そもそもストリートで走ってた男たちがとんでもないミッションをこなして、英国特殊部隊最強の男に殴り合いで勝つっていう設定もどーかと思うが(笑)。
ドムがずっと大事にしてきた車もこの回で失われ、ブライアンが去り、ワイルド・スピードシリーズは新たな展開を迎えるということなんでしょうな。新作ではステイサムがロック様と組むとか、実はその二人を中心にしたスピンオフができるとか。つまりこのシリーズ、もう車の世界を離れて世界三大ハゲが集結するアクションシリーズになっていくってことなんでしょうかね。まー新作も世界興行収入は「スター・ウォーズ フォースの覚醒」を超えての新記録ということなので、アクション映画として期待しておきましょう(このレビューが公開されたときには観てる)。
キャストはいつも通り、そしてやっぱり気になるトニー・ジャーの無駄遣い。次作にはクレジットがないよーで残念。
さーて、ブライアンのいないシリーズ新作は楽しめるのか。新作レビューはのちほど。