若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

エクストラクション

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原題:”Extraction”(2015)

“extraction”の意味は血統とか系統とか。父と子、同じ血統を持つ二人が織りなすスパイアクション映画になるかと思って期待したんだけど、ダメでしたね。

CIAの敏腕エージェント レナードはある潜入捜査のときに身元がばれ、愛する妻を殺されてしまう。生き残ったのは同じ現場にいた息子のハリー。10年後、ハリーは父と同じCIAの職員になったが、工作員としての申請は常に却下されていた。そんなとき、世界の全ての通信をハッキングできるデバイス「コンドル」を持って父が敵に捕まった。それ以前からコンドルを追っていたハリーは、上司の反対を押し切って捜査に参加する。

もう少し面白くなる要素があると思うのに、最後まで盛り上がらないままで残念な感じ。せっかくブルース・ウィリスなのに活躍らしい活躍もないし(その割に公式サイトではブルース・ウィリスが主演のように書かれてる)。主演のケラン・ラッツも今ひとつすげー強くてかっこいいって感じにならないのもねぇ。ストーリーも二転三転する割にはそのたびに驚きもなく……。なんか本国では一部劇場で限定公開&オンデマンドでネット配信という扱いだったらしく、まぁそれも頷ける。

てことで主演はケラン・ラッツ。「トワイライト」とか(記憶にないなー)「エクスペンダブルズ3」とか(記憶にないなー)、まぁ新たなアクションスターを常に探してるハリウッドとしては推したい存在なのかもしれない。オーストラリア映画で去年公開されてる”Science Fiction Volume One: The Osiris Child”は評価も高いみたいで、果たして見ることができるんですかね、日本では。共演は「エージェント・マロリー」のジーナ・カラーノ。まー格闘家だから仕方ないとはいえ、美しさがなぁ、足りないんだよなぁ、首が太すぎ。(酷)そしてブルース・ウィリス。1955年生まれってことはもう60過ぎたのか。でも相変わらず毎年3本くらいの映画に出てるんだから大したもの。製作中のアナウンスには”Die Hard Year One “なんてのも(もちろんジョン・マクレーン本人役)。
監督はスティーブン・C・ミラー。今年公開予定の”First Kill”でブルース・ウィリスと再び組んでます。

ま、あまり見るべきところもないアクション映画です。Wowowで放映されるまで待っててよし。(俺、DVD借りた)

Written by ei

1月 17th, 2017 at 9:37 am

Posted in DVD,TV

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