若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

セルフレス/覚醒した記憶

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原題:”Self/less

もっとストーリーを練れば大きなヒットに繋がったよーな気がする、ちょっと残念な感じ。続編でも作りませんかね。

余命数ヶ月と言われた大富豪のダミアンは、謎の研究機関「フェニックス」が遺伝子操作で作り出したという空の肉体に自らの頭脳と意識を転送することを提案される。無事新しい身体を手に入れ、若さを堪能するダミアン。しかし、毎日飲めと言われた薬を忘れたときに彼の脳にフラッシュバックされたのは、全く知らない場所と女性、そしてその娘の姿だった。

プロットを見るといかようにも応用が利く、実に魅力的なお話。この筋立てでこの程度(失礼)のものにしかならないのは、監督の手腕なのかそれとも低予算が原因なのか。デッドプールのライアン・レイノルズでもお金集まらないのか。(こっちの映画の方が制作年は前なので仕方なし?)だって基礎設定の半分も活かせてないんだぜー。なんと勿体ない。ランボルギーニとか借りる金があったら車の10台もふっ飛ばせば良かったのに。

ま、その分続編は作りやすいとも言えるわけで。ライアンを使ってもう1本撮るもよし、全く違うキャストで新たなアクション映画を撮るもよし。予算さえつけばもっと派手で売れる映画が作れるはず。あーホントに勿体ない。

主演はライアン・レイノルズ。30歳、ずーっと見てる気がするけど今ひとつだった彼。よーやく油が乗ってきて、これからアクションスターの頂点を目指せるかって感じですかね。これから何本か主演映画も作られて、2018年には”Deadpool 2”が控えてます。共演はベン・キングスレー。名優なのに、この映画の謳い文句で紹介されるのは「アイアンマン 3」とか、一体どんな拷問かと(あの役はホントにひどかった)。他にはナタリー・マルティネス、マシュー・グードなど。
監督はインド人のターセム・シン。代表作が「ザ・セル」って……見てるはずなんだけど思い出せん。

やはりここはネームバリューの上がったライアンにハリウッドが予算をつけて、もっと派手な続編を作るべきでしょう。俺でさえ数通りのストーリーが思いつくくらいだし、せっかくの素材が勿体ない。

Written by ei

9月 9th, 2016 at 12:08 pm

Posted in Movies,Roadshow

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