若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

バケモノの子

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みんな妖怪のせいだ!(違います)

交通事故で母を亡くした蓮。離婚した父は行方が知れず、母方の唯一の男の子ということで親戚に引き取られることになっていた。しかし親戚たちの遠慮のない言葉に嫌気がさして逃げ出し、1人渋谷の街をさまよっているところを熊のような姿をしたバケモノ 熊徹と出会う。行くところのない蓮は熊徹の弟子としてバケモノたちが済む街 渋天街へ行くことになる。

コンスタントにオリジナル新作を発表し続ける細田守監督。日テレがバックについてて、ジブリなき今いよいよジブリ後継という地位を確立しつつありますな。作風も割と似てるし、大人も子供も見られるって点でも近いものがある。まぁ変に商業的な方向に流されずにこのまま行ってくれればって感じ?

ストーリーは人間は皆闇を抱えて生きてるけど、それを見つめてこそ大人になれるという、まぁ成長譚。バケモノたちは皆、明快で楽しいので、人間の闇がどれほど深いがが分かる。でもまぁそれは皆同じでさ。俺も深ーい闇を抱えてるかもしれないし、ポキッと折れるときは誰にでもありそうな気がする。でも折り合いつけて生きてこうねという。

熊徹の声は役所広司。てかもう熊徹の顔が役所さんにしか見えない。(笑)九太こと蓮は子供時代が宮崎あおい、青年になってからは染谷将太。細田監督、宮崎あおい好きですね。他には広瀬すずだったり、リリー・フランキーだったり、大泉洋だったり。
監督は細田守。

「クールジャパン(棒読み)な日本のコンテンツ」ってのはこーいうのにお金かけるべきだと思うんだよね。確かに日本ではハリウッドのような超大作、特撮映画は作れない。でもアニメならあちらでも勝負できる。それならその長所を伸ばして、世界に通用するコンテンツにすべきではないかと。上手にお金だけ持って行けるよーな人に託しちゃえばいいってもんじゃない(だれも○KBとか秋○康とか言ってないw)んだぞ。

Written by ei

7月 15th, 2015 at 12:20 am

Posted in Movies,Roadshow

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