ピッチ・パーフェクト
原題:”Pitch Perfect”
ほぼ「glee」。てか完全にglee。今さらながら公開されたのは、2が全米でトップになったから?それともアナ・ケンドリックが人気になったおかげかな。
DJ志望のベッカは父のいる大学に通うことに。しかし彼女の希望はとっととロスに出てDJとして成功すること。授業もクラブ活動も、友達作りにさえ興味を示さない彼女に、父は1年間だけ真剣に何かやってダメだったらロスに行くのも応援すると約束する。そしてベッカは女性アカペラグループ、バーデン・ベラーズに所属して、全国大会を目指すことに。
まーやってることはホントに「glee」と同じ。同性愛者がいたり、ナードな人がいたり、ちょっとキモい人とかもいたりとキャラクター構成まで似てる。なのでそっちを見てる人にははっきりいって物足りない部分も。この手の映画のポイントはキャラの掘り込みにあるわけで、そーなるとTVシリーズには決して勝てない。曲数も多いしね。
なので2012年の映画がオクラ入りになっていた理由もわかる気がするし、今年になって公開された理由はきっと上記の2つだろーなと。2なんて「マッドマックス」を抑えての全米No.1ですからな。まー比べものにならないくらいあっちの方がいいんだけどさ。(笑)
となるとこの映画の魅力は音楽か。気持ちよくアカペラアレンジされた過去の名曲は楽しいけど、これも俺的には「glee」の世代の方がジャストなのでちょっと。まぁでもそれなりに楽しいところもいっぱい。そのへんはサウンドトラックとかを聴いてみよう。Amazonでも試聴できるよー。(視聴時間はiTunesと同じ)
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てことで主演はアナ・ケンドリック。かわいいけど俺の好みじゃないのよねー。実はもう30歳。(笑)「イントゥ・ザ・ウッズ」のシンデレラとか、この間のアカデミー賞でのパフォーマンスでも注目されてますな。“ファット”エイミー役のレベル・ウィルソンが一番面白いんだけど、彼女も1986年生まれ。てか皆それくらいなんですな。
監督はジェイソン・ムーア。ブロードウェイミュージカル演出家として有名で、映画はこれが初監督だそーな。
ずっと「ビッチ・パーフェクト」だと思ってました、すいません。(笑)ま、「glee」見てる人にはいらないかな。