寄生獣 完結編
なんとビックリ、後半持ち直したよ！前後編、通して見れば結構観れる作品に仕上がってるかも。あ、前半の感想はこちらを参照のこと。
母を殺した「それ」を倒したあとも、泉新一は少しずつ寄生生物を倒し続けていた。その動きを好ましく思わない市長の広川とその一派だったが、田宮良子は新一を排除することを認めず、人間の探偵 倉森を雇ってその行動を観察し続ける。しかし市長の一派によって娘を殺されてしまった倉森は復讐のため、田宮良子の子供を誘拐する。一方、日本政府は広川らが集まる東福山市役所が寄生生物の根城になっていることを察知。特殊部隊を使って駆除しようと試みる。
後半は非常にコンパクトに良くまとめてあって、よく観れる作品に仕上がっていたのでビックリ。まぁ原作は最後に近づくにつれて少し冗長な部分もあった（あれは編集部の引き延ばし要請だったのかね）ので、それらを尺の問題もあって同時進行でまとめたら緊張感のあるいい展開になったのかもしれない。でもこれくらいまとまっててくれればいいなーと。特に田宮良子のシーンは良いです。深津っちゃん、やっぱりいいです。
てことで主演は染谷将太。今やあちこち引っ張りだこな彼。でもやっぱり俺は好きになれないなぁ。田宮良子は深津絵里、村野里美には橋本愛。阿部サダヲのミギーもやっぱり好きになれません。他には浅野忠信、北村一輝、ピエール瀧、新井浩文など。
監督は山崎貴。あの前半からよく後半まとめましたな。
てことで前後編含めて観るのをオススメ。