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エクソダス:神と王

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原題:”Exodus: Gods and Kings

モーゼの「十戒」の話でした。「十戒」と言えばチャールトン・ヘストン(古い)。

ラムセスとモーゼは幼い頃から共に育てられ、今や王の側近として活躍する身だった。しかしモーゼが実はエジプト人の奴隷であるヘブライ人であると知られ、モーゼは追放されてしまう。しかしモーゼは救世主となる定めを持っていた。砂漠を渡りきり、結婚もして平穏な生活を送っていた彼だったが、神との対話のあとヘブライ人を解放するため再びエジプトに赴くのだった。

旧約聖書の「出エジプト記」を映画化したものですな。ストーリー的には前述のヘストン版「十戒」にかなり近いんだけど、一部が歴史と違うとか描写が間違ってるとかいろいろ言われてエジプトやモロッコでは公開禁止になったりしたらしい。この手の聖書を元にしたものってのはやはり本当に信者な人には評判が悪いですわな。まー原典そのまま映画化するわけにもいかないだろうし。でもこれを観たことでもう一度原典に当たってみようって人も出てくるなら、それは正解なんじゃないかとか。現に俺、いろいろ調べちゃったし。

今回のクリスチャン・ベールは元気で筋骨隆々な時代から砂漠を渡って死にそうなところまで、相変わらず身体を作っております。もーいつかこの人、やり過ぎで亡くなるんじゃないかと心配するレベルですが。そこを楽しみに観に行く意地悪な人もいるから仕方ない。w あとはモーゼの妻 ツィポラ役のマリア・ヴァルヴェルデが美しい。やっぱり美しい女優さんが出てるってのが一番よねー。(マテ

てことで主演はクリスチャン・ベール。ラムセスにはジョエル・エドガートン。IMDb観てよーやく誰だか分かった。w 顔がまったく違うので驚きます。他にはジョン・タトゥーロ、アーロン・ポール、ベン・キングスレーにシガニー・ウィーバー。
監督はリドリー・スコット。トニー・スコット死去中の撮影ってことで、この映画は彼に捧げられてます。合掌。

原典を知らない一般的な日本人(含む自分)にとっては、まぁそれなりに面白くできた映画。スペクタクルという点では合格点。宗教だーとか気にせずに観に行けば良いと思います。

Written by ei

2月 16th, 2015 at 1:54 pm

Posted in Movies,Roadshow

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