若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

27℃ ― 世界一のパン

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27℃-Loaf Rocks.jpg

原題:”世界第一麥方”
映画祭公式ページ

台湾映画のデフォルトは「片想い」なんだろーか。いや、そーいうのではなく、これは実話に基づいたお話。台湾、最近パンが流行ってるもんねぇ。

貧しい家に生まれたウー・バオチュン (呉寳春)は、小学生時代に隣の席の女の子にもらったあんパンがきっかけでパン職人になる!と中学卒業と同時に郷を離れて修行を始める。修行ののち兵役を経て、台中のパン屋で働き始めるが、どうしても納得のゆくパンが作れない。試行錯誤を重ね、近所で大繁盛のライバル店にも教えを請い、ようやく本当に美味しいパンを作ることができるようになる。そしてパオチュンは夢のパン職人世界大会へと挑戦する。

実在するパン職人、呉寳春の半生を描く映画。台北の街を歩くとパン屋さんは結構おしゃれなのが多くてしかも流行ってるイメージ。そーいうものの普及もバックグラウンドにあるんだろーなーと思ってみたり。

そしてお話はパオチェンが苦労するだけでなく、憧れの女の子と両想いに成りながら結ばれないというちょっと哀しい恋の話も。こーいう感じのが基本なんですかね。何本か見てきたけど、結ばれない恋の話はとても多い気がする。まぁその切なさは嫌いじゃないですがね。

主演はリー・クオイー(李國毅)、ヒロインはモン・コンルー(孟耿如)。日本にパンの勉強に来たりするんだけど、小林幸子が出てたりします。監督はリン・チェンシェン(林正盛)。

実は東京国際映画祭は26回目にして始めて参戦。俺にとって東京国際はファンタスティック映画祭だったし、昔はドラマよりもゾンビとか死霊とか観てる方が楽しかったのよね。……今、観れないんだけどさ。(笑)しかし台湾の映画とかは映画祭とかでしかかからなかったりするんだよね。今年ももう一本観たかった映画があったのに満席で行けなかったし。これからはよーくチェックすることにしよう。

Written by ei

10月 25th, 2013 at 12:24 am

Posted in Movies,Roadshow

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