Archive for the ‘Books’ Category
ダイナミックフィギュア
早川書房
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早川書房
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うーん、やっぱりエヴァー(ミサトさん風)だったなぁ。
「二足歩行兵器の新たな基準作」と帯に歌われ、表紙イラストに加藤直之を迎えた豪華な『ロボット小説』、それがこの「ダイナミックフィギュア」(上下 三島浩司)だ。
ある日突然宇宙に現れた「カラス」によって築かれた宇宙空間の巨大リング。このリングは人間にとって究極的忌避感を抱かせる。二つ目のリングが建造され始めたとき、新たに現れた「クラマ」によって作業は中断された。しかしリングの一部がニュージーランドと日本の四国に落下。剣山の麓に落ちたかけらは「剣山セグメント」と名付けられ、半径35キロ四方は人が入れない地になる。そして剣山周辺から現れる異形の進化生物「キッカイ」。日本は四国に対する核による殲滅を受け入れず、北上してくるキッカイたちを迎え撃っていた。徐々に進化し、巨大化してくるキッカイ。対する日本の切り札こそ全長20mを越える二足歩行型特別攻撃機・ダイナミックフィギュアだった。しかしその力はあまりにも強く、世界は日本の新たな力を不安視していた……。
というのが粗筋。一番忙しかった今月アタマあたりに本屋さんで見てしまったのが運の尽き。ストレス解消(笑)もあって早速Amazonで購入し、しばらくは積んどいたんだけど読み始めてしまい……。結構時間かかったけどよーやく読了したわけだが、まぁアタマの中はエヴァーwのBGMが鳴り止むことはなかったという。(笑)
上下巻800ページのボリュームは書痴な人にはそれだけで武者震いがするレベル。しかも巨大ロボットものだなんてもう。(笑)でもいろんなアイテムやアイデアや話の端々にエヴァーが透けて見えてしまうのは、やはりそれだけあのアニメは大きなインパクトを与えたということなんだろうなと。
ロボットものを描く場合、特にSF小説(ラノベはこの際少しおいとこう)で大変なのはリアリティだと思う。なぜ巨大ロボットが必要なのか、どうして動くのか、戦うべき相手は何?など解決すべき問題はキリがない。そんなもん気にして小説書けるかっ!と言われればそれまでだが、だったらそれはSFなのかと。
このお話ではある程度それを正しく解決していきながら、最終的には無理だったというところが惜しいし、宇宙に現れたモノたちがイマイチよく描けてないのも問題。さらに仕掛けが透けて見えるのはよろしくない。もっと映像的に読ませて欲しかった気がする。
それでもまぁ最後まで読ませる力はある。エヴァーを知らないSF者なら十分に楽しめるかもしれない。
こっから先は完全ネタバレ。w 興味のある人、読んだ人はどーぞ。読みたいと思ってる人は、お任せします。(^-^;
再開しないのにRebootとか
角川書店(角川グループパブリッシング)
映画はまだか。今年も再開しないなんて……。
気が付けば早いモノで25年目だそーで、 なんか公式サイトには永野氏自身からのコメントとかも出てるみたいで。でもなぁ、結局年内には再開しないってことなのか、これは?しかも連載再開後は全巻フルサイズで出し直すって書いてあるぞ。うーん、いったいファンに何冊買わせれば気が済むのか……。(- -;)
てことでこのリブート、連載当時のままのページ構成で発刊されるというもので、価格も少し安くなってるのがポイントか。しかし実は一番のポイントは、読者負担がある(いくらか好評されてないところが怖いが)ものの、Wave社製のL.E.D.ミラージュの完成品フィギュアがもれなくもらえるというサービスがあることなのだ。
ちなみにこれをもらうためにはリブート1〜3巻+NewTypeを買うという高いハードル+負担金ということのようで。
しかしWave社といえばもーあれですよ。そーいやうちにも買ったまま作ってないL.E.D.が。(^-^;
さて、このフィギュアのためにリブートを買うべきなのか、それとも華麗にスルーすべきなのか。……フィギュアの出来を確認してからじゃ遅いのかな。w
ま、とりあえず早く映画を終わらせて再開してください。
ちなみに映画の予告編とかいろいろ出てるけど、「別にこれ、FSSでやればいいじゃん。ダメなの?」って言いたくなるよーな映像です。うーん。問題あるんだろうな、権利関係とか、いろいろ。
MacBook入門・活用ガイド2011
毎日コミュニケーションズ
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今年中には出るようです。
11月後半からちくちくと修正加筆をさせていただいた本が今年中には発売される予定。うちにはすでに見本が届いています。全面書き直しではなく一部修正ですが、結構手を入れさせてもらいました。
#遅れてしまってすいませんでしたー
内容はMacBookシリーズ、ProもAirも含めてこの1冊で分かるようにということ+最新のiLife ’11についても一部解説しています。あまりページ数が割けないところはその他の内容が盛りだくさんなため(ちょっと残念、iLife本もぜひ)。初めてMacを触る人、MacBookを買った人であれば初期マニュアルとして活用いただけるのではないかと思います。
ということでひとつ、よろしくお願いします〜。
本とか漫画とかの12月
なんか今月、多いよ、漫画類。
小学館 (2010-11-30)
とりあえず今日はゆうきまさみ先生の「開業30周年!記念企画展」へ。そうか、あれからもう30年か。30名の作家さんから寄せられたイラストがなかなかなもので(あだち充氏とか新谷かおる氏も!新谷先生は20数年かけてネタをしっかり回収しておりましたw)。実は会場でこ本を買ってサイン会に……と思ってたんだけど、整理券の先行配布分は終わってたのよね。うーん、残念。
あ、ちなみにこの本、一番後ろになんと描き下ろし読み切りが!20年振りにあ〜るくんとかが動いてます。これだけで買う価値がある。w
#でも何も変わっていなかった……w
渋谷に行った際にはぜひ足を運んでみては?入場無料です。
他にも買う漫画とか読んでる本とか。今月のショッピングカートで紹介すべきところなんだけどまーここはこっちでいいかと。
これ、最近では数少ないシリーズ買ってる漫画なんだけど、10巻出てたのを知らず。(_ _; 11巻と揃いでそろそろ注文か。漫画好きにはたまらないお話です。
宙出版
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801ちゃんもシリーズ5冊目。小池さん描いてたころから数えると10年くらいになるんだっけ。早いもんだなぁ。相変わらずです。
講談社 (2010-12-13)
番外編もよーやく収まって、今度こそ<完>の文字がついたのだめの最新刊は13日発売。まーこの人はまた湧いてきそーなキャラではありますが。これもポチか。
図書館で借りて読んでる、こちらはちゃんとした本。伝奇ホラーというか。スカイツリー崩壊?ってどこよ。
つーことで仕事が立て込んでくると逃げたくなるというのはいつものことでございました。あー、AppleTVでビデオ借りて見たいよー。
#これもいわゆる現実逃避
電子コミックの未来
先週は忙しい中、電子コミックを2冊ほど入手。やっぱりこーなって欲しいなぁと。
まず個人的には読まない作家(失礼しました)な赤松健氏が試験運用を開始したJコミ。DRMフリーで課金コンテンツでなく広告モデルという点や、すでに絶版になっているコミックをユーザーがアップし、そこに広告を埋め込んでいくという斬新な手段などが注目される。テスト運用翌日に「45万ダウンロードあるのにAmazonアフィが0ってどーいうこと?」と嘆いていた件も、Amazonのシステムを理解していなかったことによる誤解とわかり、それなりにアフィリエイト収入もあった模様。すでにテスト公開の「ラブひな」全巻が100万ダウンロードに達するなど、なかなか好調な滑り出しだ。
ファイルはPDFでDRMフリーなのでどこにでも入れられ、非常に扱いやすい。iPadに入れてもこの通り、とても読みやすく、これなら十分に楽しめるレベルだ。Amazonリンクなどもあるようなので、ここは赤松氏の作品を買わないときでも(笑)Amazonで買い物をするときは積極的にリンクを押してから買い物をしたいところ。応援の意味でも。
#Amazonのリンクならもう少し増やしてもいいんじゃないかとか思ったり
#広告をどれくらいの枚数入れるかってのもはかりどころですかね
もう一冊はebook japanで配信開始されたゆうきまさみ氏の「機動警察パトレイバー番外編 運用マニュアル12章」という、NewTypeに掲載されて本編連載時には出なかった特別編。今年はゆうきまさみ氏開業30周年ということで企画展も開催され(行きます)、盛り上がっている中で登場。
こちらもiPhone用に出ているebiReaderをiPadで表示しているが、2倍拡大してもコンテンツそのものは綺麗に拡大表示される(クリックで実寸大が見れるので確認してみよう)ので 、問題なく読めるレベル。
ただこちらは1本だけ(37P)ってことで158円(税込み)。まぁ買ってもいいかなってレベルなのだが、他のコミックスは普通に315円〜とやはり少し高い気がする。1冊200円までに収まってくればどんどん読んでいこうという気になるんだけどなぁ。 あるいはまとめ買いで半額とか。
#小山ゆう版「お〜い!竜馬」全巻あるんだよねぇ……
#でも全巻揃えると1万円……( ꒪⌓꒪)
まぁ実際には電子化によってどれくらいコストが下げられるのかという点はそれなりに厳しいのも分かってる。でもやはり紙も流通もないとかすでにBookOffなら100円で手に入るとかそーいうの考えると、もう少し安くならないとなかなか手は出せないよなと。
そんなわけでとりあえずゆうきまさみ30周年記念本はこちら。企画展会場で買うとサイン会あるって?うーん、どうしよう……。
小学館 (2010-11-30)
iPhone×ツイッター
ベストセラーズ (2010-08-27)
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ちょっとだけお手伝いさせていただきました。
iPhoneとTwitterの相性がいいのはよく知られたことで、iPhoneユーザーの2/3はTwitterをやってると言われる日本。だったらiPhoneのTwitterクライアントやTwitterで活用できるアプリを紹介しよう、というのがこの本。コンビニとかにも置いてあって値段も安いのがポイント。
デザインも良くて読みやすく、iPhoneユーザーに最適な本。俺はChapter6をお手伝いさせていただきました。iPhoneを活用したいあなたはぜひどーぞー。
悪の教典
文藝春秋
売り上げランキング: 328
貴志先生待ってました!!!
貴志祐介さんは間違いない!
待ちにまった新刊!・・・は、
納得がいかない感じ・・・
新刊を心待ちにしておりました
文藝春秋
売り上げランキング: 276
恐怖の距離感を楽しむ
面白かった
期待しすぎたかな…
今までの作風と悪い意味で違いました
ちょっと肩透かし
久しぶりのブックレビューは貴志祐介の新刊。今回は前作のSFファンタジーではなく、かつての貴志らしい「B級バイオレンス」。2日で一気に読了。
個人的に貴志祐介という人の書く文体が合っているのか、それとも単にこの人の文章は読みやすいのか。他の本が止まってしまうにも関わらず、この人とF.P.ウィルスンの本はどんなに分厚くても一気読みできるというのはある意味才能。ま、前作の「新世界より」は少し重かったけど。
今作は今までの作品でどれに一番近いかと言えば「青の炎」か。学校が舞台なことやサスペンスに近い話なところなどがよく似てるが、同じスケール感で描いてしまって主人公が少し矮小に見えてしまうところが残念。これだけの器がこんなところでくすぶっていてはいけない、と思ってしまう。(笑)途中で挟まれる中の話のひとつを膨らませて復習劇にしてしまうとか、アメリカ編という手もあったろうに。その方がおそらく今までにない貴志作品に仕上がっただろうと思われ。
貴志祐介の書くミステリータッチの作品は、どうしてかちょっと浅い。天才による完全犯罪を目指しているにも関わらず、いつも「太陽がいっぱい」を思い出してしまう(今回は特にw)。俺はやはりモダンホラーを書いていて欲しいんだが、やはりあれは若いときにしか書けないものなんだろうかねぇ。「黒い家」「天使の囀り」は群を抜いて面白かったと思う。
ま、それでもエンターテイメントとして読むならこれはそれなりに面白い。書痴な人にはその本の太さも悦びであり、貴志作品の一気読み度であっという間に終わってしまうのは悲しみであろう。
iPhone Fan 2010 Autumn-Winter
毎日コミュニケーションズ (2010-07-15)
売り上げランキング: 26306
もう発売されたようです。そーか、今日だったのかー。知らなかった。(^-^;
iPhone 4が出てからこっち、毎日のようにうなされながら(嘘)書いていたのはこれ。3GSのときのがあるとはいえ、OSが違う、iPhoneの解像度が違うってことでほぼ全部スクリーンショット撮り直し&内容書き直しだったわけです。(泣)ま、おかげさまでiPhone 4、触り倒しましたが。それでもまだ知らない機能たくさんある気がする。マルチタスクとかー。
新機能系は結構しっかりチェックしてあるはず。俺が書いたのはiMovieとか。やー、楽しかった。(笑)
とにかく、iPhone 4を買った人のマニュアル代わりに、最初の1冊にはよろしいかと。ぜひお願いします。
iPad Fan Vol.1 予約中〜
さて台湾から帰ってきて早々に風邪でぶっ倒れてたり。ああ、おねぃさん写真スペシャルがー。仕事がー。
と言ってるうちに、台湾前にテンパってた仕事の成果が上がってきたよーでございます。よーやくVol.1。w
#実は前号がそうなる予定だったんだけどねぇ(^-^;)
今回は日本発売を受けてのいろいろや、もっと徹底活用しようというよーな話を中心にまとまっており、iWorkをきっちりとか、Camera Conection Kitの話とか、動画のエンコードの話とか、無線LANルータの話とかいろいろ。やはり好きなものをやる場合は仕事も早いということがよーくわかりました。(マテw
発売日は6/11で、Amazonでは絶賛予約中。Vol.0を買った人も買ってない人も、ぜひ。w よろしくですー。
今月のショッピングカート
仕事が行き詰まっているときほど、消費活動に励みたくなる……。そんなときありませんか、そーですか。(マテ
ということで今月もAmazonショッピングカートは満杯なのであった。w
バーミリオンレコード (2010-06-23)
売り上げランキング: 13
今年の超期待は稲葉浩志のソロ活動。B’zよりも稲葉さんのソロの方が数倍カッコイイと公言して止まない俺としてはやはりこっちなわけだがシングルは6月半ば発売。ライブ行きたいけどなー、チケット取れないだろうなぁ。なんとかしてみたい。誰かチケット余ってたら回して。w
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リボルテックは未だ手を出していないものの、この特撮シリーズにはかなり惹かれていたり。現在発売中のものの中ではやはりこのエイリアン。でも特撮リボルテックの最初のバナーにはハインラインの「宇宙の戦士」でお馴染み、ぬえ版パワードスーツの姿が!コレ出るの待つか?あとガメラはできればG2かG3の造形がいいな。
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磨き抜かれた力作
撮ることが楽しくなる
明るいレンズと小さなボディが抜群にマッチ
Panasonic デジタル一眼カメラ
使いやすい
大丈夫、まだ買いません。(まだ?)
とうとう我楽氏も堕ちてしまったようで(笑)、最後の砦は俺かと。まーこの値段じゃ買わないかな。でも実はヤフオクとか探すと、6万切る価格で新品あったりするんだよねー。危ない危ない。
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バンドルソフトに注意
OCR に期待はできない
スキャンして保存するのは○、OCRは…
便利です
買って損はありません!!
記事をしっかり書いていたりするコレ。ま、いろんな意味でこれからの必需品と言えるかも。性能が良く、PDF以外にJPEGでも保存okなのもいいところ。これからは雑誌買ったらすぐバラしてこれかなとか。でもどーせなら、出版社さんでPDF版を配布するとかして欲しいよね。 過渡期の製品と言ってていいのか、それとも日本の過渡期はずーっと続くのか……。
最近はAmazonでは買えないものとか出てきて、米Amazonからも買ってたりするんだけどその辺はまた届いてから。とりあえずこんなところからいくかなー。w